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 ◆プロ・ライター、また多方面で活躍されている野田誠司氏のコーナー◆
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東京ローカル・ホンク『東京ローカル・ホンク』mona records MONA-008
5月11日発売 税込 \2500
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0008JH5VK/rockjazzcom-22/

前身のうずまきと知り合ったのが、6年前。知り合って直後にリリースのうず
まき『ヒコーキのうた』は、とんでもなくアナログ録音でレコーディングに手
間をかけた作品だった。そして本作アルバム制作に入ったのが4年前。ともか
くゆったりペースでじっくりと練りあげる彼らの音楽は、基本は変わらない。
しかも以前から歌っていた作品を収録。だから新曲群という感じはない。しか
し、隙がない。あいかわらずの完璧主義と徹底した無駄のない音作りは潔い。
前作にも収録された「カミナリ」はさらに磨きがかっているではないか!

あれ?ライヴで聞いたことのある曲ばかりじゃん、などと侮ってはいけない。
隙を見せない完璧主義な音作りは、ライヴとは違った緻密な完成度を誇ってい
る。

『ヒコーキのうた』を聴いた時、なんて凝り性な連中と思ったが、のんびりし
ているようでやはり凝り性は抜けていない。制作に4年かかってしまったのも
納得できるこの東京ローカル・ホンクの新作を聴かずに、日本のロックを語る
な! 伝説になり得るアルバムなのだ。

収録曲:
01:お手紙 02:引っ越し娘 03:虫電車 04:ブラック里帰り 
05:遠い願い06:カミナリ  07:すんだこと08:冬のお嬢さん
09:ききたいこと 10:車のうた 11:君のこと

コメント
■久保田麻琴(プロデュース)
「私の1枚のアルバム制作期間でも最長の4年。なんどミックスしても飽きな
かった。なんども鼻がつ〜んとしちまったぜ。」
■鈴木 茂
「アメリカ南部を感じさせる曲が多く、アイディアも豊富。シンプルな音が心
地良い。」