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 ◆プロ・ライター、また多方面で活躍されている野田誠司氏のコーナー◆
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Beagle Hat『Casgabarl!』BH-0002 税込 2000円

 二度目の紹介で申し訳ないが、実はこのアルバムを通して、洋楽リスナーと
邦楽(いわゆるJPOP)リスナーの壁が浮き彫りになりつつあり、その問題
点をこのアルバムをネタに書かして頂こうと思った。このアルバムの帯の宣伝
文句は、YESやクイーン、ビートルズのような、とある。実際、聴いていた
だいた業界の方は、その評価はかなり高い。実際、今後、彼等が大きく飛躍す
る話も持ち上がっている。8月5日発行の「BURN!」誌:連続コラム「ユ
ーロ・ロック幻想」でこのビーグル・ハットの『カスガバール!』を紹介、絶
賛して頂いた。執筆ライターは、Marquee の代表取締役でアヴァロン・レーベ
ルを率いる山崎尚洋氏だ。山崎氏は、この全編日本語で歌われている、しかし、
音楽は全くの洋楽という、洋楽ファンからも、邦楽ファンからも誤解されそう
なビーグル・ハットの音楽を絶賛してくださった。いわゆる全く日本的でない
洋楽サウンドに、日本語を自然に乗せたのは、ビーグル・ハットが初ではない
だろうか?

和製ロックは、60年代グループサウンズ、70年代のはっぴいえんどなどを
起点に遡れるが、それらのメロディは日本的だった。その後の和製ロックバン
ドも日本語でロックのリズムであっても、やっぱりメロは日本人特有のもので
しかなったのだ。しかし、ビーグル・ハットは、洋楽そのもののメロディに
日本語を乗せてしまった。山崎氏はその点に注目、というか舌を巻いてしまっ
た、という表現で絶賛してくださった。

e-magazines の読者の方は、洋楽ファン、邦楽ファン双方いらっしゃると思う
が、皆さんは洋楽と邦楽を同じくらいに聴かれているだろうか?きっと大半の
方は、どちらかに偏っていると思う。音楽は趣味であれば、偏りはいっこうに
かまわない。しかし、その偏りが「良い音楽」を聴くチャンスを逃しているな
ら、ハッキリいって人生の損失だ。邦楽には、僕等日本人に歌詞がダイレクト
に伝わるという良さがある。洋楽には、JPOPのお手本というか源流となる
すべてが詰まっている。もしあなたがJPOPしか聴かないのなら、ビーグル
・ハットの音楽をきっかけに洋楽にも関心を持って欲しい。もしあなたが洋楽
しか聴かないのなら、歌詞がダイレクトに伝わってくるという「歌」の良さを
ビーグル・ハットで体感し、邦楽の良さも知って頂きたい。洋楽しか知らない、
邦楽しか知らないというのは「山のある生活しか知らない」「海のある生活し
か知らない」という偏った自然生活に等しい損失だ。

全国の有名CDショップでオーダー可能ですが、
以下でも送料無料で通販しています。試聴できます(音質は製品CDの方が圧
倒的に良いので誤解のないようお願いします)。

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野田誠司 ホームページ http://rockjazz.com/noda/