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THE ESSENSTIAL JANIS JOPLIN   
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ザ・エッセンシャル・ジャニス・ジョプリン
    MHCO 1-2 SONY MUSIC INTERNATIONAL JAPAN
    2枚組31曲 \3,780 2003/4/9 発売予定 

いつもカセットによるサンプルの届くことの多い、SONY MUSIC INTERNATIONAL
JAPAN さんから、先日、CDサンプル(フル・アルバム)で届いたのでした。
しかも、大好きなジャニス・ジョプリン。こりゃ紹介しないわけにはいきませ
ん。未発表ライブ・テイクが2曲入っているのも嬉しい。
 1970年10月にドラッグ摂取過多で死亡。27歳という若さで生涯を閉
じたが、67年のモントレー・ポップフェスティバル以降から死に至るまでの
ステージとレコーディングは、後の世界の女性ロック&ブルース系ヴォーカリ
ストに多大な影響を与え、未だその凄まじい歌唱を乗り越えたシンガーはひと
りとして現れない。日本では、カルメン・マキがOZ時代、その衣装をそっく
りに真似るほど影響を受けたが、本人曰く「ジャニスを越えるなんて無理・・」。
金子マリは下北沢のジャニスと呼ばれてデビューし、今でもジャニス・ジョプ
リンの影響下にある歌唱で迫るが、オリジナルにはおよばない。
 エリック・クラプトンがTVドキュメンタリーのインタビューで、「深く悲
しく、辛い経験や痛みがなければ真のブルースは弾けない・・」と語っていた。
映画 『JANIS』で観るジャニス・ジョプリンは、一見、明るく、音楽を楽しん
でいるように見えるが、遺作となったアルバム 『Pearl』発表時には、ドラッ
グに過剰に頼るほど悩みを抱えていた、と聞く。感受性が人一倍豊かで、それ
をステージやレコーディングで発散しきったからこそ、残された映像や音源か
ら、我々は感銘を受けるのだと思う。なぜ僕らは、ブルースを聴くのだろう?
それは、苦しみや悲しみを代弁し、心を少なからず解放してくれるからじゃな
いかと思う。なんの解決にもならないのかもしれないが、人は自分の弱さを知
ってこそ、生きていける。それが分かる人がいる限り、ジャニス・ジョプリン
の歌は色褪せるこなくいつの時代にも感銘を与えていくはずだ。
生きていれば60歳ということで、生誕60周年記念のベスト盤として今回の
リリースとなった。
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